第5回『認知症とともに生きるまち大賞』を受賞しました!!

第5回「認知症とともに生きるまち大賞」を受賞しました!!

京都市長寿すこやかセンター(運営 京都市社会福祉協議会)では、認知症の当事者・家族の支援ニーズと認知症サポーターを中心とした支援者をつなぐ仕組みを構築するため、認知症コーディネーターが当事者やサポーターを含めた地域住民とともに、認知症の方が社会参加できる地域づくりを行っています。
その取組のなかで、コロナの影響で地域とのつながりが途絶えてしまった認知症当事者の思いを、若年性認知症本人交流会「おれんじサロン ひと・まち」の本人ミーティングで聴いたことから始まりました。
「おれんじサロン ひと・まち」の取組↓
   https://www.facebook.com/tyoujyusukoyaka

サロンの中だけで思いを語ることにとどまらず、地域の中で、認知症のある人とともに考え実現に向けてともに活動する市民のつながりを作っていければと、当事者に共感する地域住民や専門職等が集まり、当事者もメンバーに一員となり「チーム上京!」が発足しました。地域のボランティア団体等の協力も得ながら、当事者宅のガレージでカフェやイベントの開催等を通じて、新たな地域のつながりや交流が生まれています。
このたび、この取組について、NHK及びNHK厚生文化事業団が主催する第5回「認知症とともに生きるまち大賞」本賞の受賞が決定されました。
「チーム上京!」の取組↓
https://www.facebook.com/groups/teamkamigyo/
 NHK厚生文化事業団ホームページ↓
   https://www.npwo.or.jp/

当事者とともに体験を共有する中で、認知症の理解だけではなく、一人の人としての理解が認知症サポーターや地域のこどもたちにも広がっていると感じています。